はじめてのエクステリアDIY!砂利敷きに必要な知識とアイテムを一挙公開

2020.03.262020.11.13

「庭をもっと素敵にDIYしたい!」
「砂利敷きをしたいけど、自分たちでできるのかな?」

庭を砂利敷きにすると、景観が良くなるだけではなく雑草対策にもなります。
きちんとした手順と知識があれば、誰でも簡単に庭に砂利を敷くことが出来るのです。

ここでは、誰でもできる砂利敷きの手順、仕上がりに差が出る砂利敷きのコツ、用途に合わせた砂利の選び方、砂利敷きに必要なアイテムについて紹介します。

砂利敷きは自分たちで簡単にできるので、DIY初心者にもおすすめです。

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1.初めての庭DIY!誰でもできる砂利敷きの手順

砂利敷きはコツさえ掴めば誰でも簡単にすることができます。

まずは、砂利敷きの手順を5つに分けて紹介します。
5つと聞くと多いように感じるかも知れませんが、どれも綺麗な砂利を敷くために大切な工程なので知っておきましょう。

手順1.砂利敷きする土地の大きさを測る

まず、砂利敷きをする土地の面積を計測しましょう。
砂利を購入したり、防草シートの大きさを決める際に、土地の平米数が必要になるので最初に計測しておきましょう。

縦(m)×横(m)=平米数で計算します。

例えば、横5m縦3mの場合は5×3=15㎡(平米)というように計算してください。

手順2.砂利敷きしたい土地の雑草を抜く

次に、砂利敷きしたい土地の雑草を抜きましょう

最初に雑草の処理をきちんとしておかないと、砂利の隙間から雑草がどんどん生えてきてしまいます。
雑草は少しの隙間からでも成長するので、根本からしっかりと抜くようにしましょう。

雑草が広範囲に生えている場合は除草剤を使うと簡単に処理する事ができます。

手順3.整地する

次に、雑草を抜いたあとの土地を整地します。
整地とは、土地を平らに整えることです。

土地を平らに整えて置かないとその後の作業がスムーズに進まないので大切な工程です。

しっかりと足で踏み硬め、段差や浮いている部分がないようにしましょう。

手順4.防草シートを敷く

次に、整地した土地に防草シートを敷きます

防草シートとは、雑草が生えるのを防止する特殊なシートのことです。
太陽光を遮断して雑草の生育を防止するだけではなく、雨水等の水は通すので雑草対策には欠かせないシートなのです。

砂利を敷いただけでは、その隙間から日光が入り雑草は育ってしまいます。
砂利の隙間に生えた雑草は抜きにくく手入れが大変になるので、防草シートを使うことをおすすめします。

手順5.防草シートの上に砂利を敷く

防草シートを敷いたらその上に砂利を敷きます

砂利はホームセンターでも販売していますが、敷く範囲が広いとかなりの重量になるので配達してもらえるネット販売を利用するとよいでしょう。
下に敷いた防草シートが見えないように、厚みをもたせて砂利を敷きましょう。

2.砂利敷きに必要なアイテムとその選び方

庭のDIYをスムーズに進めるためには、アイテムをきちんと揃えておくことが大切です。

ここでは、砂利敷きに必要な「必須アイテム」とあると作業効率があがる「便利アイテム」とその選び方を紹介します。

【必須アイテム】

  • 防草シート 
  • 砂利 
  • 粘着テープ 
  • 固定ピン 
  • メジャー 
  • 金槌
  • シャベル 
  • 裁ちばさみ

【便利アイテム】

  • 転圧機
  • ガーデンレーキ 
  • 除草剤

必須アイテム1.防草シート

防草シートはホームセンターやインターネットで購入することができます。

防草シートを選ぶときは、構造、遮光率、耐用年数、透水性をチェックしましょう。
構造は織物タイプと不織布タイプがあります。

葉先の尖った雑草が生えていると、織物タイプの防草シートだと葉先が飛び出してくるので、不織布タイプの密度の高い物を選ぶと良いでしょう。

あとは遮光性が高く、耐用年数も長いもの、透水性のあるものが庭の防草シートには適しています。

必須アイテム2.砂利

砂利はホームセンターやインターネットで購入することができます。
庭のイメージに合わせて選ぶのも楽しいですね。

基本的にどんな砂利を敷いても問題ないのですが、和風にするか洋風にするか、ナチュラルテイストにするかシックにするかなど、作りたい庭のイメージはっきりさせてから購入しましょう。

必須アイテム3.防草シート専用粘着テープ

粘着テープはホームセンターやインターネットで購入することができます。
普通のガムテープでも貼り付けられるのですが、雨や摩擦などで劣化して破れてしまうと貼り直すのがとても大変です。

防草シート専用粘着テープは、耐久性が高いので安心して使用できます。

必須アイテム4.固定ピン

固定ピンはホームセンターやインターネットで購入することができます。
固定ピンとは、防草シートを地面に打ち付けて固定する時に使用するU字型のピンのことです。

防草シートをしっかりと地面に固定することで風でめくれたり、シートの緩みを防ぐことができます。

ピンを打ち込む時にシートに穴が開くので、上から防草シート専用の粘着テープで穴を塞ぐと、雑草対策も万全になります。

必須アイテム5.メジャー

メジャーは土地の大きさを計測したり防草シートのサイズを調節する時に使います。
ご家庭にあるもので構いません。

必須アイテム6.金槌

金槌は防草シートに固定ピンを打ち込む時に使います。
固定ピンの形状がU字のものが多いのでヘッド部分が大きいものがよいでしょう。

必須アイテム7.シャベル

シャベルは土地を整地したり、砂利を敷く時に使います。

庭の大きさにもよりますが、ある程度大きい方が使いやすいです。

必須アイテム8.裁ちばさみ

裁ちばさみは防草シートを裁断するときに使います。
ご家庭にあるもので構いません。

便利アイテム1.転圧機

転圧機は土地を整地する時に使います。

足で踏み固めることも可能ですが、転圧機があれば仕上がりもよく、楽に整地作業をすることができます。

購入すると5万円ほどするので、置き場所にも困るという場合は、ホームセンターや業者のレンタルを検討してみてはいかがでしょうか?
レンタルだと1日3,000円程度でレンタルできる場合もあります。

近くのホームセンターや業者に確認してみましょう。

便利アイテム2.草刈りレーキ

草刈りレーキは、雑草を取り除き収集する時、とても便利です。
草刈りレーキはホームセンターやインターネットで購入できます。

雑草の処理は重労働です。
1本づつ手で引き抜くのは腰への負担も大きく、億劫になってしまいますよね。

草刈りレーキがあれば時間の短縮にもなり、体への負担も少なくなります。

便利アイテム3.除草剤

広範囲に生育した雑草が生えていて、雑草処理が大変な時は除草剤があると便利です。
除草剤はホームセンターやインターネットで購入できます。

除草剤を撒けば、雑草を根本から枯らすことができるので、効率よく雑草処理ができます。

3.仕上がりに差が出る!砂利敷きの3つのコツ

砂利敷きを綺麗にするためには、下準備を丁寧に行う必要があります。
このコツを実施するだけで見違えるように綺麗な仕上がりになります。

手間はかかりますが、一度敷いてしまえば長く綺麗な庭を保つことができるので是非試してみてください。

コツ1.整地する時に踏み固めや転圧をしっかりする

整地する時に、土をしっかり転圧することで仕上がりに大きく差が出ます。

転圧とは地面に上からの力を加えて空気や水などを押し出し、地面のを固く平らにすることを言います。
転圧をすることで砂利を均等に綺麗に敷くことができます。

一見平らになったと思っていても雨が降って地面がぬかるむとデコボコになる場合もあるので、転圧作業は丁寧に行いましょう。
足で踏み固めることも可能ですが、転圧機を使うとプロ並みにきれいな整地ができます。

購入すると5万円ほどするので、一度しか使わないのならレンタルするという方法もあります。
ホームセンターや業者でレンタルできるか調べてみるとよいでしょう。

コツ2.防草シートは隙間なく敷き、ピンでしっかり固定する

防草シートを敷く時に、シートとシートを重ねて隙間をなくすと、雑草が生えにくく仕上がりに大きく差が出ます。

雑草は僅かな隙間からでも生育してきます。
シート同士の重ねた部分を防草シート専用の粘着テープでしっかりとつなぎ合わせましょう。

また、シートがめくれ上がらないようにピンで固定することも大切です。

ピンを差し込んだ部分はわずかに穴が空いてしまうので、上から防草シート専用粘着テープで覆っておくと雑草の生育を防止できます。

コツ3.砂利は1平米あたり60~80kg用意しておく

砂利を購入するときは、1平米あたり60~80kg用意しておきましょう。

厚みは3~4センチ程度敷き詰めるといいでしょう。
砂利がこれより少ないと、地面や防草シートが見えてしまう可能性があります。

また、年月が経つと雨や風など砂利が少なくなってしまうこともあるので、同じ種類の砂利を多めに購入しておくと安心です。

必要な時にすぐにメンテナンスできるので砂利の量は余裕を持って準備しましょう。

4.目的に応じて砂利を選ぼう

砂利にもたくさんの種類があります。
敷く場所によって適した砂利があるので、その目的に応じて砂利を選びましょう。

砂利はホームセンターやネットサイトでも販売しているので雰囲気に合わせて選ぶのも楽しいですね。

ここでは、目的別の砂利の選び方を紹介します。

(1)庭には景観重視でおしゃれなものを選ぼう!

家の印象を決める庭には、DIYしたい庭のイメージに合わせた砂利を選びましょう。
砂利は2~3センチ程度のものがおすすめです。

明るいイメージの白玉砂利や、シックで高級感のある那智黒砂利、洋風な印象のエメラルドロックなど、砂利にはたくさんの種類があります。

ミックスカラーの砂利も表情が変わり面白いのでお気に入りの砂利を見つけてください。

(2)外構には防犯対策を兼ねた防犯砂利を選ぼう

砂利の中には防犯面に特化した防犯砂利があることをご存知ですか?

防犯砂利は普通の砂利とは違い、石の粒が大きく人が踏むと76.5dB以上の音を出すように作られた石です。
勝手口側の通路や、隣の家との境界域など人目につきにくい家の外構には、防犯砂利を敷くと防犯対策になるのでおすすめです。

人が頻繁に通るところに防犯砂利を敷いてしまうと、歩くたびに音が気になったり、石と石が擦れてすぐに粉塵になってしまうので敷く場所には注意しましょう。

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5.まとめ

庭のDIYは誰でも簡単にできるので、まずは砂利敷きから始めてみましょう。

砂利を敷くと見違えるようにおしゃれな庭になるだけでなく、雑草処理の手間もなくなり、防犯面での効果も期待できます。

自分好みの庭を作りましょう!

この記事を書いた人:ガーデンステージ

エクステリアの実績は10000件以上。 庭造りのプロとして25年の経験と目利きで 本当に必要とされ、役に立つ砂利を自信をもって厳選販売しています。

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