「家の庭をDIYしたいけど、どんな砂利が人気か知りたい。」
「砂利は用途や場所で使い分けたほうがいいのかな?」
庭を砂利敷きにすると見た目もすっきりし、庭の印象が格段に良くなります。
砂利敷きした庭には、雑草の生育を防止する効果があり、また防犯砂利を敷けば防犯対策にもなるのです。
敷く場所や用途に応じて砂利を使い分けることで、さらに素敵な庭を作ることができます。
ここでは、用途別の砂利のおすすめランキング、砂利選びのポイントを紹介します。
1.砂利は用途に応じて選ぼう!
砂利を選ぶ時は、まずどこに敷くのかを考えましょう。
玄関や庭、家の周りの外構、駐車場のどこに敷くのかで選ぶべき砂利は変わってくるからです。
砂利には、その用途に応じた特性があります。
適切な場所に敷くことで、砂利の持つ特性を活かすことができます。
ここでは、具体的に3つの用途別におすすめの砂利を紹介します。
(1)玄関や庭におすすめ砂利:ベスト3
玄関や中庭の印象を変えたくて砂利敷きにするという場合は、庭のイメージに合わせて砂利を選びましょう。
砂利の色や形、大きさで庭の印象は大きく変わります。
玄関や中庭に砂利を敷く場合、大きさは1cmから3cmくらいの大きさの砂利を選ぶとよいでしょう。
玄関や庭におすすめの砂利を紹介します。
・白玉砂利
玄関や庭におすすめの砂利は白玉砂利です。
白玉砂利は白く丸いフォルムが特徴的な玉砂利で、和風でも洋風でもどちらの庭でもよく合います。
白玉砂利の魅力は、品の良い光沢と清涼感です。
白くつやつやとした砂利を庭に敷くと、庭が明るい印象になります。
レンガや芝生との相性もいいので、砂利選びに迷ったらおすすめしたい砂利の1つです。
・青砕石
玄関や庭には青砕石もおすすめです。
青砕石は、青みがかったグレーの色味の角張った砕石で、クールでシンプルな砂利です。
砂利といえば、グレーの砂利をイメージされる人が多いでしょう。
定番色の青砕石は和風洋風どちらの庭でも合わせやすく、青みが特徴の石なのでシンプルですっきりとした庭にしたい方におすすめです。
・伊勢砂利
玄関や庭におすすめの砂利は伊勢砂利です。
伊勢砂利は、黄色や白が混じったベージュ系の砂利で、温かみのある鮮やかなカラーが特徴的です。
色が混じり合っているので、単調にならずに奥行きが感じられます。
古風な雰囲気があるので和風庭園にもよく合いますが、柔らかく明るいカラーなのでモダンな庭にも合わせやすく人気があります。
(2)外構におすすめ砂利:ベスト3
外構に砂利を敷いておくと、雑草が生えなくなったり防犯対策にもなるのでおすすめです。
外構とは、家の外まわりのことをいいます。
家を囲む周囲のスペース、勝手口や家の裏側には防犯砂利という防犯機能に特化した砂利を敷くことで、景観が良くなるだけでなく防犯対策をすることができます。
防犯砂利とは、76.5dB以上の音を出すように作られた砂利のことをいいます。
防犯砂利を敷くと、実際に人が歩いた時にジャリジャリと音がなり、侵入者がいることを知らせてくれるのです。
家の外構に敷くおすすめの砂利を紹介します。
・マツモト産業:防犯砂利
天然石を使用した防犯砂利で、74dBという大音量で防犯対策としても充分な効果があります。
天然石を使用しているので摩擦にも強く耐久性もあり、雨で流される心配もありません。
ガラス製に比べて価格は高いですが、長期的に品質が変わらないので長く使用できおすすめです。
・ONLY ONE CLUB:防犯砂利(自然石)
チャートブラウン天然石を使用した防犯砂利です。
おしゃれなブラウン系の天然石で、玄関、外構に敷くと家周りをおしゃれに見せてくれます。
天然石なので石の風合いも楽しむことができ、防犯効果もあるので外構にもぴったりです。
・アイリスオーヤマ:防犯防草のジャリ
リサイクルガラスを高温で溶解し、発泡させた標準的な防犯砂利です。
色は7色から選ぶことができるので、外壁や庭の雰囲気に合わせて好みの色を選ぶことができるのもおすすめのポイントです。
また、価格も安く広範囲に敷き詰めたい方にもおすすめです。
(3)駐車場におすすめ砂利:ベスト3
駐車場に砂利を敷くなら、砕石タイプの砂利がおすすめです。
駐車場の地面部分は、砂利かコンクリートで施工するのが一般的ですが、コンクリートは砂利に比べて初期費用2~3倍かかってしまいます。
そのため、比較的安価で施工でき、景観もよい砂利敷きにするケースが多いです。
また、駐車場に敷く場合は車が通る事を考え、安定する地盤を作る必要があります。
玉砂利よりも砕石を使用することをおすすめします。
砕石とは、天然石を砕いた石で大きなものと砂が合わさることで、地盤がしっかりと固められるのです。
駐車場におすすめの砕石を紹介します。
・青砕石5号
青砕石は駐車場におすすめの砕石です。
青砕石の中でも15mm~20mmサイズの砕石は、タイヤに挟まる心配もありません。
雨に濡れると深いグレーの色味になり、重厚感があり落ち着いた雰囲気の砕石です。
・白砕石5号
白砕石は駐車場におすすめの砕石です。
白砕石の中でも15mm~20mmサイズの砕石は、タイヤに挟まる心配もありません。
白いグラデーションが高級感があり、駐車場を明るい雰囲気にしてくれます。
外壁にも合わせやすく、おしゃれな駐車場になりますね。
・NXstyle 駐車場の砂利
国内産天然石を砕いた自然素材の敷砂利です。
石質が固く車の重量にもよく耐えしっかりと地面を固めます。
アルカリ性を帯びているため雑草の成長を抑制する効果もあります。
2.失敗しない砂利を選ぶ4つのポイント
砂利は敷く面積が大きいので、選び方によって庭の印象が大きく変わります。
「実際に敷いてみたらイメージと違った。」
「砂利が足りなくて追加で敷いていったらコストがかかりすぎた。」など砂利選びで失敗しないために、購入前に砂利選びのポイントを押さえておきましょう。
ここでは、砂利選びのポイントを4つに分けて紹介します。
ポイント1.カラーで選ぶ
砂利を選ぶときは、イメージに合わせたカラーを選びましょう。
白や黒、グレー、黄色系とさまざまな色の砂利があります。
家の外壁やアイテムと調和する色を選ぶとよいでしょう。
ポイント2.機能性で選ぶ
砂利を選ぶときは機能性を考えて選びましょう。
防犯砂利のように、歩くと音がなり防犯機能に特化した砂利は、家の外構に敷くのに適しています。
駐車場に敷くなら、タイヤの溝に挟まらないように大きめのものを選ぶなど、見た目だけでなく使い勝手のよい砂利を選ぶ必要があります。
砂利を敷くことで水はけが良くなる効果もあるので、砂利の機能を活かして用途に応じて選びましょう。
ポイント3.手入れのしやすさ
砂利を選ぶときは、手入れがしやすいかどうかを考えて選びましょう。
よく歩くエリアに細かい砂利を敷くと砂利が飛び散ることもあります。
また、白い砂利は清涼感があり綺麗ですが、人がよく踏む場所だと汚れてしまうこともあります。
このように生活導線を考え、汚れやすいとことには汚れが目立たない色の砂利を敷くことや、大きめの砂利を敷くことをおすすめします。
砂利を敷くことで、日光を遮断し雑草の生育を防ぐ効果もありますが、その場合は砂利の下に防草シートを敷いておくとよいでしょう。
砂利だけでは、完全に日光を遮断することができず、砂利の間から雑草が生えてきてしまいます。
防草シートを敷くことで、雑草を抜く手間も省けるので、格段に手入れのしやすい庭になります。
ポイント4.値段を計算しておく
砂利を選ぶ時は、敷く面積を測って、必要な砂利の値段を計算しておきましょう。
土地は縦(m)×横(m)=平米数
例えば、横2m縦3mの場合は2×3=6㎡(平米)というように計算してください。
砂利を購入するときは、1平米あたり60~80kgの砂利が必要です。
購入する前に、砂利の値段を計算しておきましょう。
砂利が少ないと、地面や防草シートが見えてしまう可能性があるので2~3cmの厚みで敷くことをおすすめします。
また、年月が経つと雨や風など砂利が少なくなってしまうこともあるので、同じ種類の砂利を多めに購入しておくと安心です。
3.まとめ
砂利を選ぶなら、敷く場所や用途に応じて使い分けることでさらに素敵な庭を作ることができます。
景観を重視し色や質感にこだわって選んだり、機能面に特化した防犯砂利を選ぶなど砂利の特性を活かして選ぶとよいでしょう。
イメージ通りの砂利を使って素敵な庭を作りましょう。