「白い砂利を庭に敷きたいけど、どんな砂利がいいのかな？」
「汚れてしまったらどうやって手入れすればいいの？」

白い砂利は庭を明るくすっきりと見せてくれるのでとても人気の砂利です。
種類や大きさも多いので、好みに合わせて選ぶことができます。

魅力いっぱいの白砂利ですが、一方で汚れてしまったらどうしようと手入れに悩んでいる方も多いでしょう。

ここでは、白い砂利を庭に敷くメリット・デメリット、種類サイズ別の特徴、汚れた場合の手入れの仕方を紹介します。
庭に白い砂利を敷こうと考えている方は砂利選びの参考にしてください。

１．白い砂利のメリット・デメリット

白い砂利を庭に敷くには、メリットとデメリットがあります。

砂利の色や形は、庭のイメージを大きく左右します。
満足する庭作りができるように、砂利を敷く前に白い砂利のメリットとデメリットを知っておきましょう。

（１）白い砂利を敷くメリット

白い砂利は、光を反射して庭全体を明るく見せてくれるメリットがあります。

レンガやグリーン、他の砂利との相性もよく、和風、洋風どんな庭にも合わせやすい色です。
白い玉石は、雨が降ると濡れてつやつやと光り輝き、また違った印象を見せてくれます。

清潔感と上品さを兼ね備えているところが白い砂利のメリットです。

（２）白い砂利を敷くデメリット

白い砂利は、汚れやすく手入れが必要になるというデメリットがあります。

白く輝く砂利は綺麗ですが、その綺麗さを保つためにはメンテナンスが必要になる場合があります。
雨が降った後に泥や砂埃がつくと、少しづつですが汚れてしまいます。

そのため、人が通る場所や土の近くに白い砂利を敷く場合は注意が必要です。

２．人気の白色の砂利はいろいろある！種類やサイズ別の特徴

オールマイティーで使いやすい白色の砂利ですが、種類やサイズによって使用場所や印象も大きく変わります。
砂利の種類とサイズ別の白色の砂利の特徴を紹介します。
用途に合わせて白い砂利を使い分けましょう。

（１）白玉石10-20mm

白玉石10-20mmは小さめの丸い形が特徴的な玉石です。

玄関のアプローチに敷いたり、花壇の化粧砂利としても使いやすい大きさです。
人が歩く部分には小さめの石が歩きやすいので、10-20mm程度の大きさのものを敷きましょう。

小さくコロンとした形が上品で可愛らしい玉石です。

（２）白玉石20-30mm

白玉石20-30mmは存在感のある丸い形が特徴的な玉石です。

一つ一つの石の表情が分かるので、花壇に敷くとおしゃれに見えます。
他の石と組み合わせてポイントとして使うのも素敵です。

石の表情が一番わかる大きさなので、清潔感と上品なイメージの庭に仕上がります。

（３）白玉砂利10-20mm

白玉砂利10-20mmは、どこにでも使いやすいオールマイティーな玉砂利です。

人が通るエントランス部分に敷き詰めたり、駐車場にも使えます。
広範囲に敷くと庭が明るい印象になるので、清潔感のあるおしゃれな庭にすることができます。

（４）白玉砂利20-30mm

白玉砂利20-30mmは、ほどよい大きさでクールな印象の玉砂利です。

大きさがしっかりしているので、洋風の庭に敷くとモダンで素敵な庭になりますよ。
他の石との相性もいいので、ブロックと合わせたり、レンガやグリーンとも合わせやすいです。

（５）白砕石5-13mm

白砕石5-13mmは、愛知産の石灰石で角張って硬い石質が特徴の石です。

グレーベースの細かい石なので、駐車場に敷くのにも適しています。
明るい色合いの砕石で、庭の砂利敷きや外構に敷いて防犯砂利としても使用できます。

（６）白砕石15-20mm

白砕石15-20mmは、愛知産の石灰岩で硬く使い勝手のよい大きさが特徴の石です。

全体的にグレーベースなのですが、水に濡れるとそれぞれの石の色が際立ちきれいなグラデーションになります。
花壇や庭に敷いたり、防犯砂利として外構に敷くこともできます。

（７）白砕石20-30mm

白砕石20-30mmは、愛知産の石灰岩で庭作りに便利な大きさが特徴の石です。
庭敷きにする石は10mmから30mm程度の大きさが使いやすいです。

グレーベースのシンプルな白砕石はどんな場所にも馴染むので、石選びに迷ったら使ってほしい石です。

（８）白砕石50-200mm

白砕石50-200mmは、愛知産の石灰岩で大きくゴツゴツした形が特徴の石です。
「白砕(しろさい)」「割栗(わりぐり)」「栗(ぐり)」などと呼ばれています。

ゴツゴツと存在感のある形を生かしたロックガーデンやイングリッシュガーデンにおすすめの砕石です。
置くだけで重厚感のあるクールな庭を作ることができます。

（９）白砕石150-300mm

白砕石150-300mmは、愛知県の石灰石で存在感のある大きさが特徴の石です。

一つ一つの石がかなり大きいので、本格的なロックガーデンを作ることができます。
花壇の縁取りに使ったり、草木の間に置くだけでもアクセントになり素敵です。

（１０）ホワイトロック100-250mm

ホワイトロック100-250mmは、清涼感のある白色がモダンな雰囲気の石です。

高級感のある色味で、置いておくだけで庭がおしゃれでセンスよく見えます。
ロックガーデンやイングリッシュガーデン、花壇の縁取りなどに使うと庭の雰囲気がよくなりますよ。

３．白砂利が汚れてしまったらどうしたらいい？簡単に汚れ落とす方法

白い砂利を庭に敷くと光が反射してとてもきれいで、明るい雰囲気になります。

しかしその一方で、白い砂利を敷く時に気になるのは汚れですよね。
白いと汚れやすい、汚れが目立つという側面もあります。

汚れを定期的にメンテナンスすることで、きれいな状態を保つことができます。
ここでは、白い砂利の汚れの落とし方を２パターン紹介します。

（１）水で洗い流す

白い砂利の汚れを落とすには、ホースで洗い流す方法があります。

泥汚れや砂埃がついて少し汚れた程度なら、ホースの水で簡単に洗い流すことができます。
水圧を強めにするか、ホースの口を細めて洗い流せば表面の汚れは取ることができます。

雨の後は特に汚れやすいので、定期的に表面の汚れを洗い流すといいでしょう。

（２）高圧洗浄機で洗う

白い砂利の汚れを取るには高圧洗浄機で洗う方法があります。
高圧洗浄機は薬剤を使わずに水の勢いだけで洗い流すので、庭の砂利にも安心して使えます。

敷いたまま高圧洗浄機を使うと、砂利の下の泥をのせいでかえって汚れてしまう可能性もあります。
高圧洗浄機を使う時は、水を通すカゴやザルに入れてその上から高圧洗浄機をかけて汚れを落としましょう。

４．白以外で汚れにくい砂利の種類はどんなものがあるの？

白い砂利は魅力的だけど、できるだけ汚れが目立たなくて手入れの要らない物がいいという方は、砂利の色を変えることをおすすめします。

白はどうしても汚れが目立ってしまいます。
汚れにくく、庭敷きにぴったりの砂利を紹介します。

（１）青砕石

青砕石は汚れが目立ちにくくどんな場所にも使いやすい石です。

青砕石はグレーがかった青みのある色合いの石で、砂埃などの汚れが目立ちにくい色味の石です。
青砕石も、白砂利と同じく合わせる色を選ばないのでオールマイティーに使うことができます。

種類も多く、サイズも豊富なので庭式にピッタリのサイズを見つけられますよ。

（２）御影砂利

御影砂利は、ベージュの砂利で汚れが目立ちにくい砂利です。

色合いがベージュベースに黒や茶色の模様が気品を感じさせる砂利で、和風庭園にもぴったりの砂利です。
黒や茶色の模様があるので、単色の砂利に比べて汚れても目立ちにくいので、手入れを気にせずに使うことができます。

５．まとめ

白色の砂利は庭の雰囲気を明るく品よくしてくれるのでおすすめの砂利の一つです。
形や大きさもさまざまなので、用途や好みに応じて使い分けることができます。

汚れが気になるという方は、定期的にメンテナンスを行った方がいいでしょう。
高圧洗浄機などで、洗浄するときれいになるので、きれいな庭を保つためにも１年に１度程度のペースで行うといいですね。

メンテナンスに自信がない方は、汚れが目出しにくい石を選ぶのも一つの方法です。

自分らしい庭作りのために、ぜひ砂利の種類やサイズを知っておきましょう。